医療の枠を出て、人生の質に向き合うまで
手術台の上で、私はいつも同じことを考えていました。この人の体は治せる。けれど、この人の人生は変わらないかもしれない、と。
手術台の上で考えていたこと
整形外科専門医として数多くの手術に向き合うなかで、ひとつの確信が生まれました。体の問題の裏には、必ず心の問題がある。そして心の問題は、必ず体に出る。フィジカルとメンタルは、比率が違うだけで、どちらにも必ず存在しています。けれど、その両方を医学の軸でひとつに統合できる専門家は、日本にはまだ多くありません。
スタンフォードで深めた確信
その確信をさらに深めてくれたのが、米国スタンフォード大学病院での日々でした。スポーツ医学、予防医学、そしてメンタル思考トレーニング。競技者たちがThrive(スライブ)するために磨かれてきた科学は、特別な人のためのものではなく、むしろ一般の人々の日常にこそ必要なものだと気づいたのです。
「病気でない健康」から「幸せの増進」へ
私が医療の枠を出たのは、「病気でない人」に向き合うためでした。症状があれば、人は医療機関を訪れます。けれど世の中には、「病院に行くほどではないけれど、何かしらの対策は必要」と感じている方が数えきれないほどいます。病気でない状態をただ保つのではなく、そこから健康をさらに高め、幸せを増進させていく。すなわちスライブする生き方を支えること。それを自分の使命に定めました。薬でも手術でも届かない、けれど確実に人生の質を左右している領域に、専門家として立ち続けると決めたのです。
目指すのは、街の“老舗のような小さな会社”
少し個人的な話をさせてください。私は大阪の下町・千林で育ちました。昭和の香りが残るその町では、地域に根ざした小さな商店が人々の暮らしをそっと支えていました。社会に育てられた——その感覚を、私は今も大切にしています。だからこそ株式会社ヤエコフは、規模を追わない会社でありたい。大企業にはできない、一人ひとりとの信頼を丁寧に積み上げる、まちの老舗のような存在でありたいと考えています。
あなたの事業のこと、これからのこと。まずは、話すところから始めませんか。