私は2004年に医師となり、以来、医学に人生を捧げてきました。

医療に従事する家系に生まれ育った私は、幼い頃から医療の持つ魅力と、人の命に携わることの尊さに強く惹かれていました。

その一方で、国内医療の中で見えてくる限界にも、早い段階から気づいていました。「病名に対して処置をする」というスタイルが、果たして人間全体を見ているのか、という疑問です。

2016年、信じていた「医療の常識」が崩れた

医師としては、常に国内のトップレベルの医療機関で研鑽を積み、最善を尽くしてきました。しかし2016年、私の人生を大きく変える出来事が起きました。

アメリカへ渡り、スタンフォード大学病院の PM&R(Physical Medicine and Rehabilitation)スポーツ医学診療部にて研究に従事。世界中から集まる専門家たちの中で、医療とは単なる治療行為ではなく、人間全体を支える包括的なアプローチであることを実感しました。

それまで「常識」と信じていた国内医療への神話は、音を立てて崩れました。

私が目指すのは、「本来の医療」=人が自ら整う力を尊重すること

20年以上にわたる医療現場の経験と、世界での学びを経て、私がたどり着いた一つの答え。

それは——「本来の医療」とは、人間に本来備わっている「整う力」や「立ち直る力」を信じ、支えること。

薬や手術に依存するのではなく、身体・心・生活環境すべてに目を向けて、その人自身が人生を取り戻すための「土台づくり」をサポートすること。

私は今、その考えを体現するために活動しています。

自然の力とともに、自分を取り戻す場所として

この想いを形にするために、やえこふクリニックは誕生しました。

海を見渡す自然豊かな丘の上、誰にも会わずに安心して過ごせる完全プライベート空間。基本的にはオンラインでの各種トレーニング提供となりますが、特別な方にはここで、一人ひとりに最適化された「身体づくり」と「こころの調律」を実践していただいています。

医療で培った知見を、今度は「健康教室」として提供する

当院では、私のこれまでの経験——整形外科医としての手術経験、非手術診療(PM&R)の国際的な知見、そしてスポーツ医学博士としての教養——これらを融合し、健康を自分で育てていくためのトレーニングやサポートを行っています。

※PM&R(Physical Medicine and Rehabilitation)は、アメリカ発祥の身体リハビリテーション分野であり、日本にはまだ存在しない診療科です。私は2016年、日本人として初めてスタンフォード大学の PM&R スポーツ医学診療部にて研究医として採用されました。

やえこふクリニックは「健康教室」として活動しています

当院で提供する内容は、厚生労働省が定義する「医療行為」には該当しません。医科学的根拠に基づき、身体と心、そして生活を包括的に整えることを目的とした健康増進プログラムとして運営しています。

最後に

私は今も、医学に人生を捧げています。けれどその形は、かつての「治す医療」から、「自身で取り組む支援」へと進化しました。

医学は、本来、人の力を信じる学問です。そして私は、あなたが自分の力を信じて歩き出せるようになることを、これからも全力で支えていきたいと願っています。

整えるのではなく、弱くするものを取り除く。

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